A1377: 高度なプログラミングが可能な リニア ホール効果 センサ IC

Allegro™の高度なプログラミングが可能な リニア ホール効果 センサ IC は帯域を犠牲にせずに、高精度で高分解能を要求されるアプリケーション向けに設計されました。A1377 はセグメント化され、リニアに補間された温度補償技術を実装します。この改良により、全温度範囲でデバイスの累計誤差を大きく減らす事が出来ます。その結果このデバイスは、アクチュエータやバルブに用いて直線的または回転の位置検出する様な、検出を行う数々の車載向けのアプリケーション向けに理想的なものとなっております。

スルーホールで小型なsingle in-line パッケージ (SIP)の A1377 ホール効果 センサ IC は広範な感度とオフセット動作帯域幅を持ちます。このデバイスの正確さと柔軟性は、Vccと出力ピン経由でユーザがプログラム変更が出来、アプリケーションで用いるデバイスを最適化できる事により、強化されております。

この レシオメトリック ホール効果センサ IC は与えられた磁場に対して比例する電圧出力を提供します。静止電圧出力 (QVO) は電源電圧のおよそ 5% ~ 95% で、ユーザが調整可能です。デバイスの感度は 1 ~ 14 mV/G の範囲で調整可能。

このリニア デバイスの機能は –40°C ~ 150°C の幅広い温度の範囲内での高精度を要求する、車載や工業用のアプリケーションに用いられる様な理想的なものとなっております。それぞれの BiCMOS モノリシック 回路は ホール素子、ホール素子固有の感度ドリフトを低減する温度補償回路、小信号高利得な増幅器、クランプ化された低インピーダンスの出力段と、独自な動的オフセットをキャンセルする技術を統合化しております。

A1377 センサはバイパス コンデンサをパッケージ内に収めた3 ピン シングル イン-ライン パッケージ (末尾は UC) で提供されます。これはの鉛フリーの100% 曇り錫でめっき加工されています。