A1365:低ノイズ、高精度、プログラム可能なリニアホール効果センサーIC。高帯域幅(120kHz)アナログ出力およびフォールトコンパレーター内蔵

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Description

Top Features

A1365はリニア出力ホール効果センサーICで、電流検出用途で高精度な出力を広帯域で、優れた分解能で提供します。このデバイスには分割型の線形補間による温度補償技術を採用し、優れた感度精度とオフセット電圧調整を実現していますので、温度ドリフトはほとんどありません。この改良のため、幅広い動作温度で総エラーを大きく削減しています。

柔軟にプログラムできるOver Field Fault信号(FAULTピン)は、高磁界条件の検出に使えます。車載用途で重要な接地断線検出、仕様未満のVCCに対する低電圧ロックアウト、ユーザーが選択可能な出力電圧クランプも装備しています。このセンサーの精度と診断機能は、HEVコンバーター、DC/DCコンバーターアプリケーションなどの車載ソケットに最適です。

A1365ホール効果センサーICは非常に高感度、高速、温度に対して安定です。このデバイスは高精度と柔軟性に加えて、VCC電源と出力ピンを使ってユーザーがプログラムでき、デバイスをアプリケーション中で最適化できます。

このホール効果センサーICはレシオメトリックで、磁界に比例した電圧出力を出力します。静止出力電圧は電源電圧VCCの約50%(双方向)でユーザーが調節できます。感度は0.6~14 mV/Gの間で調節可能です。

A1365には高感度ホール効果素子をBiCMOSインターフェイス集積回路と組み合わせ、温度補償回路の採用でホール素子固有の感度とオフセットのドリフトを抑えています。このICにはまた小信号高ゲインアンプ、クランプ付き低インピーダンス出力段、それに独自の広帯域ダイナミックオフセットキャンセル技術を搭載しています。

デバイス仕様は–40°C~150°Cの広い温度範囲に適用されます。A1365センサーICは極めて薄いケース(1mm厚)、4ピンSIP(シングルインラインパッケージ、末尾KT)、鉛フリー、100%無光沢のスズメッキリードフレームで提供します。コアのエアギャップが小さい程電流・磁界のカップリングが良くなるので、薄型パッケージのために磁気カップリングが良好です。

  • 独自の分割型線形補間による温度補償(TC)技術により、動作温度範囲全体にわたって1%の標準精度を実現
  • 自己テスト診断モードで、システム内での高度な機能安全性を実現可能
  • 独自のパッケージおよびチョッパー安定化技術で120kHzの公称帯域幅を実現
  • Over Field Fault信号には6ビットのプログラム可能なトリガーレベル、2ビットのプログラム可能なヒステリシス、ラッチングまたは非ラッチングの動作設定
  • Over Field Fault応答時間は4.5μs (typ.) 未満
  • 独自のホール素子と低ノイズ増幅回路で超低ノイズと高分解能を実現
  • プログラム可能な高分解能オフセット、感度調節
  • 1 mmの厚さのSIPスルーホールパッケージ
  • 工場でプログラム済みの感度と静止時出力電圧TCで極めて安定した温度特性
  • 粗い感度プログラミングビットの使用で、0.6~14mV/Gで感度範囲選択可能
  • レシオメトリックな感度、静止時電圧出力とクランプで、アプリケーションのA/Dコンバータ (ADC) とのインターフェイスを簡素化
  • 出力電圧のクランプによる短絡回路診断機能
  • 接地ピンに回路開放(断線)検出
  • 仕様以下のVCCに対する低電圧ロックアウト
  • 広範な周辺温度範囲: –40°C~150°C

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Core Design for Field DC Current Sensors
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